リコリスの語源は、ギリシャ語の「glykys(甘い)+ rhiza(根)」。文字どおり「甘い根」と呼ばれてきた植物です。砂糖が生まれるずっと前から、人はこの根のやさしい甘さに親しんできました。oimoは、インドの名産地で育った甘草の根を、香りが活きたままのパウダーでお届けします。ハーブのような清涼感と、ほんのりとした自然な甘み。お茶に、お菓子に、あなたの定番が少し特別になります。
リコリスは「甘草(カンゾウ)」とも呼ばれる、マメ科の植物。スパイスとして使うのは、地中に深くのびる根の部分です。畑に植えてから収穫まで3年以上。長い時間をかけて、根は地中で甘みを蓄えていきます。
その甘みの正体は、グリチルリチンという天然の成分。成分そのものは強い甘さを持ちますが、料理や飲み物に使うのはごく少量です。だから仕上がりは、ほんのりとした上品な甘さ。砂糖のようにストレートに甘くするのではなく、ハーブのような香りと、長く続くやさしい後味を添えてくれます。「気づいたら、いつもよりおいしい」——そんな仕事をする、名脇役のスパイスです。
ハーブティーや漢方の素材として、また中国の五香粉(ウーシャンフェン)に数えられることもあるなど、東西の食文化で長く愛されてきました。oimoがお届けするのは、飲み物にも料理にも溶けやすいパウダータイプです。



根が3年かけて蓄えた、天然甘味料としてのやさしい甘さ。
砂糖を加えなくても、香り高い一杯に。
香りと、さりげない甘みをプラス。
スパイスは、挽きたて・できたてほど香りが豊かです。oimoのスパイスは、インドやスリランカの名産地から、現地の信頼できるパートナーが厳選して届けてくれます。リコリスの原産国はインド。乾いた大地でじっくり育った甘草の根を、香りが活きているうちにパウダーへと仕上げました。
香料・着色料・保存料は使いません。袋を開けた瞬間に立ちのぼる、干し草とカラメルを思わせる独特の甘い香り——それがフレッシュなリコリスの証です。まずはひと呼吸、香りから楽しんでみてください。
相性のよい素材:ミント・シナモン・柑橘・ルイボス・はちみつ
口に含むと、まずハーブのような清涼感。そのあとから、ほんのりとした甘みがゆっくり現れて、長く続きます。砂糖の甘さが「点」なら、リコリスの甘さは「線」。この余韻の長さこそ、世界中の菓子職人やブレンダーがリコリスを愛してきた理由です。
強い甘味で主役を張るのではなく、香りづけや、砂糖をひかえめにしたいときの置き換えに向いています。少量から試して、好みの加減を見つけるのも楽しみのひとつです。

ハーブティーやチャイに小さじ1/5ほど。砂糖を加えなくても、ほんのり甘い香り高い一杯に。ラテやホットミルクにも。

クッキーやパウンドケーキで、砂糖の一部を置き換え。カロリーをおさえながら、奥行きのある甘みに。

鶏や根菜のスープにひとつまみ。コクと、さりげない甘みが加わります。
紅茶を煮出し、牛乳とリコリスパウダーを加えて混ぜます。
インドでは甘草入りのチャイも。シナモンを足すと本場の味に。
お湯を注ぎ、リコリスパウダーを加えて混ぜます。
ミントやカモミールとのブレンドはヨーロッパの定番。

一つの根が、3000年以上にわたって世界中で愛されてきました。その旅をたどります。
古代エジプトでは甘草が珍重され、ツタンカーメン王の墓からも束になって見つかったと伝えられています。すりつぶして水に溶いた甘い飲み物は、王や神官にも親しまれたそう。来世にまで持っていきたい——そう思わせるほど、人々の暮らしに寄り添う大切な存在でした。
「リコリス」の語源はギリシャ語の glykys(甘い)+ rhiza(根)。医学の祖ヒポクラテスや薬草学者ディオスコリデスも、その効用を書物に書きとめました。古代ギリシャ・ローマの兵士たちは、喉の渇きをいやす常備薬として、長い遠征に携えたと伝えられています。
中国では「甘草」と書いてカンゾウ。二千年以上前の薬物書『神農本草経』にも、もっとも上質な「上品(じょうほん)」として登場します。数ある漢方処方に配合され、ほかの生薬の働きをまとめ角を取る名脇役。その徳の高さから、敬意を込めて「国老(こくろう)」——国の長老と呼ばれてきました。
砂糖がまだ貴重だった時代、甘草はシルクロードを通じて東西の交易路を旅しました。乾かせば軽く、長く保存がきく根は、隊商にとって格好の品。立ち寄る街々で、天然の甘味料として料理や飲み物に、やさしい甘さと香りを添えてきました。
17世紀イギリスのポンテフラクトでは、甘草を煮詰めた黒い銘菓が生まれました。やがて北欧やオランダでも、甘草を練り上げた「リコリス菓子」が国民的なおやつに定着。フィンランドの塩リコリス「サルミアッキ」は、旅行者が一度は驚く強烈な名物として知られています。
そして物語は現代の日本へ。oimoは、インドの名産地で育った甘草の根を、香りが活きたまま使いやすいパウダーに仕上げました。ハーブティーやお菓子に、ほんのひとさじ。3000年つづく甘い根の物語の続きを、いまあなたの台所で。
リコリス(甘草)は、漢方でも食卓でも、じつは身近なスパイス。その素顔を、少しだけご紹介します。
リコリスは「甘草(カンゾウ)」と呼ばれるマメ科の植物で、使うのは地中の根。噛むとじんわり甘く、その甘みのもとがグリチルリチンという成分です。砂糖の数十倍から数百倍ともいわれる甘さなのに、カロリーはごくわずか。少し遅れてくる後引きの甘みが、料理や飲み物に奥行きを与えます。
甘草は、しょうゆ・みそ・漬物・つくだ煮・清涼飲料水・スナック菓子など、身近な食品に甘味料として使われていることが少なくありません。甘みを足すだけでなく、塩味をまろやかにする働きも。低カロリーなことから、ダイエット食品にも活用されています。
甘草は、漢方の世界でもっとも身近な生薬のひとつ。葛根湯(かっこんとう)や芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)、抑肝散(よくかんさん)をはじめ、一般用漢方製剤の約7割に配合されるともいわれます。古くから、のどやせきをいたわる目的で用いられ、かぜ薬・せき止め・胃腸薬などの市販薬にも配合されてきました。ほかの生薬をまとめる「調和役」から、敬意を込めて「国老(こくろう)」とも呼ばれてきました。
自然な甘味と香りをプラスしませんか。砂糖をひかえたメニューづくりや、ハーブティーブレンドの素材として、リコリスは静かに活躍します。カフェ、ベーカリー、ナチュラル食品店などへ、主にプロ向けとして販売しています。
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